プリン です✨

日々の感じた事 困った事 思った事を ツラツラと書いて居りまする
バンコク情報 さほど 御座いません
お許しあれ

小さい わたし

私は とても 目立たない 子供だった


勉強もできず


色の黒い 痩せっぽちの 女の子だった


給食は いつも食べれず 残された




家は 貧しく


お下がりの 可愛い洋服着れば


かえって 恥ずかしく 落ち着かなかったものだ




父は 単身赴任で 家には いず


母の 帰りは 遅く


大概 私は 道路に出て


通り過ぎる 車のライトを


ピョンピヨンと 飛び跳ねながら


母を 待っていた




日が 暮れれば


隣の おばちゃんが


「プー 腹減ったべぇ」と


味噌おにぎりを 作ってくれる


そこの 3歳上の 米子ちゃんが


私は 大好きだった




クラスに 上野さんという


可愛くて 勉強もできる 女の子がいた


彼女の家に 遊びに 行った時


お母さんが


シュークリーム と ジュースを 出してくれた


それから 私は


上野さんが 誘いに来ても 姿を 隠した


彼女は とても 性格の良い子だった


全てが 自分と 違って見え


木の陰や 大きな石の後ろに 隠れ


じっと じっと していたものだ




ソバカスだらけの 陰気な 子 だった




今 会えるなら


私は あの子を 抱きしめてあげたい


ヨシヨシと 頭を撫でて


私は 幼い自分を 小さい自分を


頷きながら 抱きしめてあげたい






今日も 皆様にとって 良き1日で ありますように