片恋
好きな人がいました
3歳年下でした
背の高い人でした
わたしは
いったい
彼のどこを
好ましく感じたのだろう
と
思い返してみても
今なお
分からないのです
好きな人がいました
こだわりの強い人でした
勝手に片思いしてました
交わる事の無い
平行線の様な
二人でした
今なら
分かります
彼は
きっと あの人は
交わりたく無かったのだと
平行線のまま いたかったのだと
そう思います
笑ったり
泣いたり
悩んだり
嬉しがったり
寂しがったり
揺れる心
持て余してた
あの頃
ときめきも
切なさも
胸しめつける痛みも
無い今より
そう
ずーと
生きてた気がします
バンコクの片隅で生きてます