春の夜🍶
独りで 夜空 見上げれば
月も 霞んで 光なく
嗚呼 哀しい訳でも 無い のに
昔の 事だけ 心に うかぶ
そんな 夜
電車の 終わった時間
「タクシーで おいで」と
その 一言で
タクシー 飛ばし
出かけた時も あったな と
安いワイン 選べば
「プーたら こんな 安いワイン 買ったんだよ」と
姉が 会計してるのに
兄に 言いつける
優しい 兄は
「そんな ワイン プーに 飲ませるのは 辛いな」と
顔を 曇らせ 言ってくれたな と
時は 流れ
人は 変わり
今の 生活が あり
戻る事など できはしない
答えが 欲しい訳でも ない
ただ 桜が ホロホロ と 散るように
嗚呼 お酒など 飲みながら
こんな 愚痴話 聞いて欲しい
なんの 実 も無い 話だけれど
日本酒 注ぎあいながら
「うん うん」と 聞いてほしい
そんな
春の夜 で ある
🌹 🌹 🌹